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Pキャンプ05 2005年3月31日、 参加メンバー 長方形・万葉金全・宮内死毛朗 ことの発端は、長方形が数日前に突如花見をすると言い出したことに始まる。 長方形・万葉金全・宮内死毛朗の3人は、松山市の高台にある、野外活動センターにキャンプに行くことなった。 目的はあくまで花見をする為で、ついでにキャンプをすることになっていた。 2005年3月31日朝8時 金全と長方形は珍しく早めに落ち合った。 二人は家から5分ほどの衣山にある洋服の青山に向かう。 別に服を買うわけではないですよ。2階にあるダイソーに今晩のおやつを買いにいったのだ。 写真:肉 ダイソーは朝早いので閉まっていた。そして宮内と合流し、本町のフジに向かった。 本町のフジにもダイソーがあり、そこで今晩のおやつを買う事にした。 それぞれ好きなお菓子を買って会計を済ませた。1階は食品コーナーで今晩の焼肉の肉を買った。 写真:レジ レジを済ませ、バス乗り場の伊予鉄高島屋に向かう。しかし、長方形には自転車は無い。ちょうど1ヶ月前に自転車を盗まれてしまったからだ。フジから高島屋まで約1キロを長方形は歩いた。2人は自転車で荷物だけは運んでくれた。 写真:スカイドームにて死毛郎。 バスには時間があったので高島屋の屋上階にあるスカイドームで休憩する。 しばらくして地下にある100均に寄る。なんて100円の好きな連中だ。 長方形は今晩の事を考えて懐中電灯を2つ購入するが重要性を認められず実費での購入となる。 写真:看板 3人はバスに乗り約40分かけて野外活動センターの最寄バス亭まで行く。しかし、1キロの山道が彼らを襲う。金全は「おい、しんどい」と言っていた。 写真:坂道を登る 1キロの山道を登り3人は野外活動センター(レインボーハイランド)にたどり着く。長方形は年に数回着ていたので勝手はしっていた。受付で「予約したPOKKORIESです」と知らんふりして言うと大変な事になった。いきなり職員の人が「学校に電話するので番号を調べます」と言ってきたのだ。どうやら親の証明書が必要だという事らしかった。幸い全員親の証明の判子をもらってきていたので何とか学校に電話する前に話しがまとまった。ただ、宮内の証明は証明書と言える段階のものではなかった。なんと判子と親の名前の紙の大きさが十円玉ほどの紙切れだったのだ。 写真:組み立て 写真:組み立てる宮内 何故かその証明書のような物でOKが出た。そしてテントをもらい職員のおじさんとキャンプ場へと向かった。歩いて3分ほどの場所にキャンプ場がある。そこには誰も居なかった。まだ季節では無いからだ。 写真:出来上がり? 職員のおじさんの説明でテントの組み立ては一通り伝授してもらった。後は自分達の実力だ。 テントは金属?の棒で骨組みを作る所から始まった。 そして最後に上からカバーを掛けるのだ。 この時はかなり楽しかった。 自分達の基地を作るといった感じだ。 そして完成したテントに荷物を搬入して遊びに行く事にした。 写真:アスレチック 高校生になってもアスレチックは楽しいものだった。山登りをしたりハイキングをしたり夕方までははしゃぎまわった。 写真:アスレチックの上 写真:高いところにいる宮内 写真:会場 まだ3月なので日が落ちるのは早い。その為16時に準備をする為に受付のある場所に戻った。 そこで網や道具を貸してもらう。当然今日は長方形のグループしかバーベキューは居ない。 バーベキューは屋根つきの会場を借りた。そこは中学一年の宿泊訓練で3人は来た事があった場所だった。 その当時の話題などで盛り上がりながら火をおこす準備をした。 写真:墨を並べる長方形 写真:おきた火 ドラム缶は二重構造になっている。 下は隅を入れる場所。そして上は食べのもをのせる場所だ。 長方形は新聞紙を使って墨を燃えやすくした。 写真:墨 そして野菜や肉を並べてバーベキューが始まった。 野菜がたくさんあったので長い間バーベキューを楽しんだ。 そしてあたりはだんだんと暗くなる。 写真:テントの中 お片づけをすませテントに戻ってきた3人は寝る支度をした。 就寝・・・のはずだった。金全は携帯で音楽を聴いていた。しかし、電池切れ。あたりは闇に包まれた。 そこに登場するのは長方形の懐中電灯だ。 昼間は皆に「明かりなんて別にいらないよ」と言われていたが実費で購入した長方形のライトは暗いテントに唯一の希望だった。 そして寒い夜が始まった。 本当に寒い夜で寝袋も用意していなかった3人は凍えていた。 地面も空気も寒かった。時折、テントの中でラジオ体操をするくらい寒かった。 そして3時になる。金全が「3時は丑三つ時だから用心しろ」と助言してくれた。 メンバーは時折ロッジほ方にあるトイレに行った。しかもトイレの方が暖かかった。 写真:トランプ なんとか朝を迎えた。そして午前はバスの時間までトランプをして過ごした。 バスに乗るとその暖かさから直ぐに寝てしまう。そして長方形は家に一番近いバス丁に一人で降りた。 のこりは終点に自転車をおいているからだ。 そして家に帰った長方形は布団に直行直ぐに就寝した。 この時の布団の感触は今でも忘れられないと長方形は語っている。 今回は花見の癖に花なんか咲いていないキャンプだった。 でも、キャンプまでやってのけたPOKKORIESの団結力は相当強いものになったことは言うまでもない。 これは回想記です。 2008年2月2日に作ったものを、2015年12月に加筆修正して掲載しています。 |
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