Pokkories鉄道館

伊予環状鉄道、レイアウトの変貌。


1820×910mmのスタイロフォームを元に作っている伊予環状鉄道ですが、その変貌ぶりはすさまじいものです。
ここでは、現在進行形であるレイアウトの過去とこれからを掲載していこうと思います。



2016年02月16日撮影。
初期のレイアウトはこんな感じでした。カトーの1畳レイアウトを参考にしています。レールが少ないので単線です。
計画では、このレイアウトの内側に更に線路を敷いて、完全な複線にする予定でした。




2016年03月02日撮影。
一番最初に作ったレイアウトが、しっくり来なかった為、約一ヶ月後にはこんなレイアウトになっていました。
それまで、松山の模型屋と言えば富士教材しか知らなかったのですが、しおかぜ堂という鉄道模型の店を発見。
カトーのレールも手に入りやすくなりました。建物類は10年以上前に買っていたものを使用しています。
この頃、新しく北三陸鉄道の36形が入線しました。
この頃は、高架レールも少なく、車両の箱を使って高架化しています。



2016年03月05日撮影。
当初の予定では、このまま複線化する予定でした。
しかし、この後、計画は別次元へと変貌していく事になります。




2016年03月11日撮影。
な、なんと、たった1週間程度の間に3線化してしましました。
マイフアーザーの無茶な要求により、外側2車線は変形小判型。内側1車線は8の字形になりました。
これで、3編成を同時に運行可能となりました。




2016年03月26日撮影。
駅構内のレイアウトを変更。ここで、念願のダブルクロスポイントを購入。これで、2番・3番線は1区間としてロングランが可能となりました。ダブルクロスは本当に便利なポイントだと、マイファーザーも関心しまていました。
駅のポイントは廃止し、写真右奥のヤードになりました。




2016年04月03日撮影。
ここで、またもやマイファーザーの無茶な要求により、1番線から3番線へ進入するための1-3分岐線をつくりました。
そして、この後、最後の大改造? を行うこととなります。




2016年04月04日撮影
しかし、マイフアーザーの要求は止まりません。1番から3番線に行った列車が戻ってくるようにしてほしいと言うのです。
長方形は不可能だと断言しました。しかし、Nゲージの事をちっともわかっていないマイフアーザーは直線2〜3本あれば車両はくだれるだの、下りは急降下でも良いだの言います。結果、写真奥に急な上りと超急な下りになりました。
のちの大納言坂と命名される、このレイアウト最大の難所が誕生しました。

こんな配置になってしまったのは、理由があります。
外側の1番線は時計回りで、残りの2・3番線は反時計回りにしたいというマイファーザーの要求が根底にあったからです。
時計回りのまま、2番線に合流するとギャップを切っていてもパワーパックを反転させる必要があります。
しかし、マイファーザーは1台のパワーパックで3車線の制御を行うと言うのです。
なので、パワーパックでの切り替えなしで、しかも、車両の運行を止めることなく乗り換える必要が生じたのです。
空いている場所は奥しかありませんでした。

そもそも、マイファーザーと長方形とでは、Nゲージに求めるものが違いすぎたのです。
長方形の場合は、列車を駅から発車させたり停止させたり、入れ替えたり、ジオラマの写真を撮影したりするのが目的です。
しかし、マイファーザーは鉄道にそこまで興味が有るわけではなく、Nゲージ自体にも最近興味が出てきたので、早いはなし走っていれば良いというスタンスなのです。なので、パワーパックも1台で良いという考え方なのです。
マイフアーザーに言わせればヤードも不要というのです。なぜなら、走っていれば良いからです。それに、鉄道自体もそこまで詳しくなく、SLがあれば良いな〜と言う程度。
お気に入りの電車を走らせたいという願望も殆どありません。
しまいには、駅まで不要と言い出す始末です。これも、走っていれば良いというスタンスのなせるワザなのです。




2016年04月18日撮影。
マイファーザーに木で台をこしらえてもらう。
写真右下にDF50が写っています。
これは、しおかぜ堂で購入したものです。
このDF50は重さが軽いため、カトーの旧式の24系客車4両で、大納言坂を上ることが出来ない事が判明。
マイファーザーもようやく鉄道模型の難しさに気が付き始めてくれた。
トミックスのEF66とカトーの客車の相性が悪いようで、坂道で連結が外れる事案が多発。
TNカプラーや、カトーカプラーもあると説明してもマイファーザーは、よく分かってくれず、結局、連結が外れる箇所に板を入れて段差の対処を行っていく。




2016年04月26日撮影。
この頃の全体像の写真がなかった。
実は、木台とレールがあわなくなって来ていた。
何度もレールを外したりくっつけたりするので、線路が微妙にずれてしまうのだ。
新しい木枠を作って欲しいと頼んだが、勿体無いので、上に発泡スチロールを載せたので良いと断言するマイファーザー。
それでは、更に下りの勾配がきつくなるが、もともとファーザーは下りが急勾配なのは問題にはしていないので、発泡スチロールでの製作が決行されてしまう。




2016年05月09日撮影。
結局、下りが余りにもきつすぎると理解され、新しい木台をつくりなおしました。
そして、松山城の製作を開始しました。



2016年05月27日撮影。
レイアウトで遊んでいる内に、マイファーザーもようやくヤードがない事に問題を感じ初めてくれました。
そして、列車を待避させたいという要望があります。
無理やり手前側にポイントを設置して、待避線をつくりました。
ついでに、1-3分岐線のポイントが見えづらいという要望により、手前で合流するように変えました。
大納言坂下りも、合流部分のポイントを斜めに設置することで大分ゆるやかになりました。




2016年05月31日撮影。
松山城が完成し、山もでき始めます。
手前からポイントが見えずらいという事があったので、幅のとりすぎだった木の台は廃止されました。
これで、奥のポイントも見えます。
マイファーザーは以前からSLを走らせたいと言っていたので、カトーのC11かわね路号を購入。
しかし、大納言坂を上ることができませんでした。
寝る間も惜しんで、二人で色々検証を行った結果。、上りを可能なかぎり緩やかにする必要があるという結論に至りました。
上り線路は木の板に貼り付けているのですが、その貼り付けの微妙なたわみで空転がおきてしまうことも判明し、新たに上りは作りなおしました。
なんと、この改修により今まで大納言坂を上れなかったDF50+24系客車4両が簡単に上れるようになりました。


同時に、奥側の高架も頑丈に作り変えました。
以前からマイファーザーは、3番線の左側の高架部分はな曲線にしてほしいと言っていたので、大きなカーブにしてみました。
マイファーザーの提案で、トラス橋がヤードの上になりました。




2016年06月05日撮影。
いつまで経ってもジオラマらしくならないので、長方形が単独で城山にプラスタークロスを貼って山を作成。
2月から作り始めてたった4ヶ月でめまぐるしく変わっていったこのレイアウトもようやく落ち着いてきました。
これからは、単なるレイアウトからジオラマらしく成長していくでしょう。


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