Pokkories鉄道館

Nゲージレイアウト 【第08回 かわね路号を伊予環状鉄道で!】
2016年06月23日更新


以前から、マイファーザーが蒸気機関車を走らせたいと言っていました。
しかし、伊予環状鉄道のレイアウトは急激なアップダウンに急角度のカーブなど、蒸気機関車には不利な状況でした。
これは、早急にSLを動かしてみて検証する必要がある。
長方形はそう考えました。
しかし、D51は明らかにデカイしC56もデカイ。
おまけに旧タイプはモーターが剥きだしてカッコ悪い。
新タイプは高すぎて買えやしない。
そう思っていた時に、長方形が目をつけたのがカトーのC11でした。
カトーのC11のリニューアルは高くて買えないので、旧製品のC11を購入する事にしました。
旧製品は当時のモーターサイズの関係から、縮尺が少し大きくなっています。
ですが、実際に本物を見たわけでもないので気にしない事にしました。
モーターも黒で見えにくく、D51見たいに後ろからモーター丸見えという訳ではないのも魅力でした。

旧製品のC11が入った「大井川鉄道SLかわね路号」という簡易パッケージのセットがあるので、今回はこれを伊予環状鉄道に入線させる事にしました。
C11・オハ35・オハ35・オハフ33の4両で一万円はリーズナブルでした。
ネットで買えばもっと安くなったと思いますが、今回は松山の模型店の重鎮「富士教材」で定価で購入しました。



DF50に牽引させ、いよいよ伊予環状鉄道での試験走行が始まります。
伊予環状鉄道には半径212というややキツ目なカーブが多々ありますが、そこは難なくクリアしました。4番ポイントもダブルクロスポイントも問題ありません。
しかし、このHPをご覧頂いている皆様はもうお解りでしょうが、このレイアウトには大納言坂という心臓破りの坂があるのです。
DF50ですら、客車4両を引いて上れない坂を更に軽いC11が上れるのでしょうか。



結果は予想道理。
途中で空転してしまいます。
マイファーザーと夜を徹しての実験の結果、レールのたわみが原因と判明しました。
上の写真を見ると、板とレールとの隙間が空いている所があります。
これは、クールガンでレールと板を接着した際に出来た歪みです。
これが、空転の原因になっていたのです。




と、いう事で大納言坂の勾配を作り変えました。
これで、C11と3両の客車は大納言坂をらくらく上れるようになりました。



はい、これがレイアウトの全景です。
実は、C11の入線前から色々と変わっている所があります。
まずは、一番目立つのが、トラス橋の移動です。
3番線の一番奥のストレート高架部分を木でつくりました。
松山城も完成し、山の形も変わっています。
山の麓の3−1分岐線にはウッドランド・シーニックス社製サブテレインを使用しています。
あと、マイナーチェンジですが1・2番線の奥側にあったカーブの部分がなめらかになっています。
合わせて、大納言坂下りきった所にあるY字ポイントを4番に変えました。
どうしても、脱線が頻発した為です。ポイント交換により余裕が出来たので、大納言坂下りも大分ゆるやかになりました。




そして、カトーのプラスタークロスを使用して山を作成しました。
これで、大分レイアウトらしくなってきました。


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